妊娠時は赤ちゃんを作るため通常の2倍の葉酸が消費される
妊娠前~妊娠初期の母体は、赤ちゃんを作るための細胞分裂が活発に行われるため、妊婦さんは通常の約2倍近くの葉酸が消費されると言われています。
特に、妊娠0週目~7週目にかけては『細胞分裂期』と言われており、母体のDNAから分裂・増殖した細胞が赤ちゃんの脳や脊髄、内臓などを作っていきます。
その細胞分裂や増殖に、葉酸が重要な働きをしていることから、妊娠時には葉酸が母体から欠乏しないように葉酸サプリを摂取するように推奨されています。
- 妊娠初期や妊娠中に葉酸が不足するとどうなるの?
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葉酸は先天性異常の「神経管閉鎖障害」や、「口唇裂」のリスクを低減する重要な役割を果たします。
妊娠の最初期に「神経管」と呼ばれる器官が形成されます。神経管は後々に脳や脊髄といった中枢神経系の器官になるものです。しかしその神経管になんらかの異常が発生することにより、脳や脊髄が正常に発育できなくなる「神経管閉鎖障害」という先天性の疾患が存在します。
神経管閉鎖障害は、無脳症や二分脊椎など、胎児の奇形や身体の麻痺につながり、最悪の場合は流産や死産になってしまう疾患です。神経管閉鎖障害は、妊娠前から妊娠最初期に葉酸を十分に摂取することで予防ができると言われており、遺伝的な要因もあるため100%の予防が可能なわけではありませんが、そのリスクを約70%低減できると言われています。
また、神経管閉鎖障害ほど深刻な先天性異常ではありませんが、「口唇裂」「口蓋裂」を葉酸不足が引き起こす可能性もあります。口唇裂は唇が割けてしまう状態、口蓋裂は口の中の口蓋が割け、口腔内と鼻腔がつながってしまう状態です。
この二つは合併して現れることが多い先天性異常です。およそ500人に1人の割合で口蓋裂、口唇裂は現れます。遺伝的な要因もあるため100%の予防は難しいですが、葉酸を十分に摂取することにより発症する可能性を低下させることができます。
二分脊椎とは?赤ちゃん(胎生期)の脊髄を覆っている骨が欠損、または開いた状態のことをさします。
普段、骨で覆われて守られているはずの脳神経に繋がる『脊髄を含む神経組織』が露出してしまい、炎症を起こしてくっついたり(癒着)、損傷により運動障害や膀胱機能などの障害を起こします。
無脳症とは?赤ちゃんの脳が欠損または、形成されない状態のことをさします。
赤ちゃんの身体は通常の状態で存在しますが、おでこの上からの頭部がなく、無事に生まれてきたとしても短い生命で終わること可能性が高いと言われています。
『無脳症』は、現在は出生前の診断で発見することができますが、早期発見できたからとはいえ、現段階では治療法もない為、その場合はやむを得ず人工中絶が行われることが殆どです。
胎児の『二分脊椎』や『無脳症』などの神経管閉鎖障害は、妊娠前から妊娠初期にかけて葉酸サプリメントを毎日400μg服用することで、発症リスクを7割~8割低減できるとされており、妊娠を計画した時から、葉酸サプリを服用することを産婦人科や厚生労働省が推進しています。
- 食事から葉酸を摂取すればいいんじゃないの?
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葉酸には大きく分けて食品由来の『ポリグルタミン酸型の葉酸』と、サプリメントなどの『モノグルタミン酸型』の葉酸』の2種類が存在します。
胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減の為には、葉酸サプリに含まれる『(プテロイル)モノグルタミン酸型』の葉酸の摂取が推奨されています。
妊娠前や妊娠時に、葉酸を食品ではなく、サプリメントから摂取するように推奨されているのは2つの理由があります。
モノグルタミン酸型葉酸によるリスク低減が立証されている赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスク低減をする働きは、葉酸サプリメントから摂取できる『モノグルタミン酸型』の葉酸による研究結果が報告されている為、食品ではなく葉酸サプリなどの栄養補助食品からの摂取が推奨されています。
食品由来の葉酸は生体利用率が低い栄養素は天然のもののほうが体によいイメージがありますが、葉酸は別です。葉酸には「ポリグルタミン酸」と「プテロイルモノグルタミン酸」があります。
野菜をはじめとする食品の中に含有される葉酸は主にポリグルタミン酸です。ポリグルタミン酸型の葉酸は加熱や胃酸により活性を失ってしまいやすいため、生体内での利用率がおよそ50%と低い数値になっています。
一方でサプリメントに利用されるプテロイルモノグルタミン酸は80%を超える利用率となっています。厚生労働省が発表している日本人の食品摂取基準2015では葉酸の摂取推奨量の目安は上述した通りですが、最も推奨されるのがプテロイルモノグルタミン酸で400μg摂取することです。
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葉酸サプリはいつからいつまで飲む?重要な摂取期間は妊娠前から~妊娠初期
神経管閉鎖障害を予防するためには、妊娠初期における十分な葉酸の摂取が重要です。しかし精子と卵子が受精し子宮内に着床したタイミングを正確に把握することは非常に難しいです。
そのため、気づいたら妊娠〇週目ということもよくあります。妊娠最初期の最も葉酸が必要なタイミングに十分な量を摂取できないと胎児の神経管閉鎖障害のリスクを高めてしまいます。
葉酸のサプリメントを飲むタイミングは妊活中から飲み始め、出産が終わるまで継続的に摂取するようにするとよいでしょう。
※厚生労働省による1日当たりの食事に加えて葉酸をサプリメント等から摂取すべき推奨量
葉酸の摂取期間 | 葉酸サプリからの推奨摂取量 |
この時期の葉酸の効果(働き) |
---|---|---|
妊娠前・妊活中 |
1日400μg(マイクログラム) |
子宮内膜を厚くすること(強化)による着床率の向上や受精卵保護による妊娠力の向上 |
妊娠の1ヶ月前~妊娠3ヶ月 |
1日400μg(マイクログラム) |
出生児の神経管閉鎖障害のリスクを70%低減させる他、自閉症のリスクの低減、流産リスクの低減等 |
妊娠初期:4ヶ月 |
1日400μg(マイクログラム) |
自閉症のリスクの低減・流産リスクの低下・子宮内胎児発育遅延予防・貧血予防 |
妊娠中期:5ヶ月~7ヶ月 |
1日240μg(マイクログラム) |
血中のホモシステインを抑制し流産のリスク低減・早産予防・妊娠高血圧症候群予防・貧血予防 |
妊娠後期:8ヶ月~10ヶ月 |
1日240μg(マイクログラム) |
貧血予防・免疫機能や消化管機能の向上 |
授乳期(授乳婦) | 1日100μg(マイクログラム) |
造血効果による母乳の出の向上・産後の子宮回復力の向上 |
出典:平成23年国民生活センター資料
厚生労働省が推奨している400μg(0.4mg)の葉酸が摂取できること。
厚生労働省が推奨している1日あたりのサプリメントからの葉酸摂取量は400μg(0.4mg)です。特に妊娠初期は不足しないように推奨量の葉酸摂取ができるものを選ばないとサプリとして意味がありません。
モノグルタミン酸型の葉酸サプリであること。
葉酸の種類には、モノグルタミン酸型とポリグルタミン酸型があり、この2つの葉酸を比べると吸収率に違いがあります。モノグルタミン酸型に比べポリグルタミン酸型は吸収率が50%も低くなり倍の量を飲む必要があります。数ある葉酸サプリの中には葉酸の種類を明記していない製品もあるため、「モノグルタミン酸型」と書かれている葉酸サプリを選ぶようにしましょう。
ビタミンB12が配合されていること。
ビタミンB12は葉酸と協力関係にある成分です。ともにDNAの合成や細胞分裂の働きだけでなく、血液に必要なヘモグロビンを合成することから妊娠中の貧血予防・防止にも必要な成分です。葉酸の再利用を助ける作用もあることから、葉酸だけでなくビタミンB12の同時摂取が大切です。
その他、葉酸を体内で活性型に変換する作用のあるビタミンCや、妊娠中に必要なその他ビタミンやミネラルがバランスよく配合されているものが好ましいです。
化学合成添加物が無添加であること。
葉酸サプリメントの中にも、食品添加物が多く含まれているものがあります。食品添加物は基本、安全なものですが、身体にとってはなるべく摂取したくないものです。保存料や香料や甘味料などが葉酸サプリに含まれているということは、毎日摂取することになり、体にもよくありませんし生まれてくる赤ちゃんにも良くありません。
放射能チェックをしっかり行っていること。
原発事件後、野菜や果物などの食品の放射能(セシウム)汚染が確認されております。セシウムは胎児の奇形や障害リスクの危険性を高める可能性もあることから、妊娠中の食の安全は特に気を付けることが大切です。葉酸サプリに関しても原材料の放射能やセシウムチェックをしっかりと実施している会社を選ぶことが大切です。
妊活、または妊娠初期や妊娠中の方は葉酸サプリメントの選び方には特に気を使わなくてはなりません。生まれてくる赤ちゃんの為にも含有量や成分には特に注意したいもの。単純に口コミや評判で選ばないようにすることが大切です。
葉酸サプリの選び方の基本として、赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスク低減が実証されている『モノグルタミン酸型』の葉酸であることが第一条件です。『モノグルタミン酸型』の葉酸は食品から抽出された天然由来のもので、合成添加物が含まれていないものが好ましいです。
次に過剰摂取や栄養不足の為にも、成分の配合も大切です。
厚生労働省が神経管閉鎖障害のリスク低減の為に推奨している妊娠中の1日の葉酸摂取量は、毎日の食事に加え、葉酸サプリメントから1日400μgです。このことから葉酸サプリは、『モノグルタミン酸型』で一日400μg摂取できる製品を基準に選ぶことが大切です。
その他、『ビタミンB12』をはじめ、各種ビタミンや『鉄分』・『カルシウム』などのミネラルがバランスよく配合されていること、妊娠中や妊娠初期は、悪阻(つわり)でニオイや味に敏感に反応しやすくなることが多くなるので、ニオイがなく、飲みやすい葉酸サプリを選択するのもストレスなく摂取していくためには必要でしょう。
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国内で人気の葉酸サプリメントを徹底的に比較してみました!
市販や通販で販売されている国内で人気の高い葉酸サプリメントの安全性や成分・栄養素などを徹底的に独自調査し、分かりやすいように比較してみました。
※印は成分・価格・飲みやすさを含めた総合的な評価を5段階で表示しています。
※価格はキャンペーン価格を除き最安値で購入できる最新の価格を表示しております。
葉酸サプリメント名 | 葉酸の含有量 (1日あたり) |
化学合成添加物 | ビタミンB12配合 その他の栄養素 |
放射能チェック 残農薬チェック |
飲みやすさ |
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ママニック 価格:3,500円 |
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その他詳細 |
吸収率が高く厚生労働省が推奨しているモノグルタミン酸型葉酸を配合したサプリ。推奨されている葉酸400μgはもちろん、普段の食生活に不足しがちなビタミン、ミネラル、野菜類、更に乳酸菌や美容成分など40種類以上の栄養成分を配合し、妊娠前・妊娠中のママや赤ちゃんに必要な栄養を徹底サポートしてくれます。国内のGMP工場で製造している葉酸サプリなので、成分だけではなく品質的にも安全性が高くおすすめです。 |
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メルミー 葉酸サプリ 価格:3980円 |
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その他詳細 |
産婦人科医と管理栄養士が監修し、妊娠初期~授乳期までに必要な17種類の栄養素を細かく計算して作られたモノグルタミン酸型の葉酸サプリ。体調管理の強い味方となる乳酸菌など免疫力をアップする成分も配合、全成分の原産国と最終加工国を開示し無添加な点も安心です。初回55%オフのお得な定期便は、受取回数に条件がなく解約や休止がいつでも可能なので自分の体調に合わせて飲むことができます。 |
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ベルタ葉酸サプリ 価格:3980円 |
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その他詳細 |
天然酵母由来のモノグルタミン酸の葉酸サプリです。全ての項目をクリアし唯一、一定の規格基準の栄養をクリアした製品の証明である栄養機能食品の表示がされています。妊娠中に必要な栄養素や美容成分が全て補え、妊娠時の過剰摂取に気を付けたいビタミンAやDなど脂溶性ビタミンの種類や配合にも配慮されている点も非常に安心できます。人気・実績ともにNo1の製品です。 |
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はぐくみ葉酸 価格:3980円 |
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その他詳細 |
無農薬のオーガニックレモンから抽出されたモノグルタミン酸の葉酸サプリです。他の製品と比べ、赤ちゃんにも不可欠な亜鉛やマグネシウムなどのミネラルがバランスよく含まれている点が特徴。つわり予防作用が期待できるビタミンB6も配合されている為、妊娠初期のつわりが気になる方に向いている葉酸サプリです。 |
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mitete 価格:1800円 |
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その他詳細 |
miteteは健康食品会社のAFCが製造・販売している葉酸サプリです。酵母由来のモノグルタミン酸の葉酸を使用し、一部に食品添加物は入っているものの安全で、比較的安心して飲める葉酸サプリといえます。コスト重視で選ぶなら間違いなくコレです。 |
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美的ヌーボプレミアム 価格:6912円 |
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その他詳細 |
天然原料から抽出されたモノグルタミン酸の完全オーガニックの葉酸サプリです。妊活時のカラダをサポートする栄養成分が豊富に含まれているため、体力に自信のない高齢出産の方や、やせ体質の方に向いています。赤ちゃんの発育に大切とされるDHA・EPAや質の高い素材の栄養成分がぎっしり配合されている分、価格もそれなりに高い。 |
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みんなの葉酸 価格:2980円 |
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その他詳細 |
妊活中・妊娠中・産後…と葉酸は時期により飲む量が違います。そんな葉酸量や栄養成分のバランスが考慮されているのがマザーリーフの「みんなの葉酸」。葉酸量は400μg・240μg・100μgの3パターン用意されており、パターン変更も容易です。1日2粒でという少量で必要葉酸量をまかなえるのは高ポイント。 |
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オーガニックレーベル葉酸 価格:3960円 |
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その他詳細 |
南米では妊娠中の栄養補給と推奨されている穀物キヌアスプラウトから抽出した、モノグルタミン酸の葉酸サプリです。完全無添加で、妊娠するためのカラダ作りをサポートする成分のマカやザクロ、高麗人参やローヤルゼリーが含まれています。妊娠後はマカの服用はホルモンバランスの乱れの原因にもなりますので、あくまで妊娠を計画している妊活向けの葉酸サプリに最適です。 |
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DHC葉酸サプリ 価格:239円 |
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その他詳細 |
1ヶ月分で239円と葉酸サプリの中では破格の価格です。安さの理由として考えられる多くの化学合成葉酸や添加物の使用は問題点といえます。他にも成分内容や製造工程など記載がなく不明確な点が多いことから妊娠中に飲むのは不安があります。 |
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エレビット 価格:4500円 |
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その他詳細 |
バイエル薬品が販売する葉酸サプリメントです。他の製品に比べて1回分の葉酸量が800㎍とおおいことが特徴です。葉酸の上限量1日1000㎍に対して過剰摂取が心配になりますが、日本人の6割以上が体の中で葉酸をうまく変換できない体質なのだとか。日本の厚生労働省の推奨は400㎍だけに判断がむつかしいところです。 |
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ピジョン葉酸サプリ 価格:1598円 |
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その他詳細 |
たまごクラブなど多くの雑誌に広告として掲載されている葉酸サプリですが食品添加物が配合され、内容表示がされていないなど不明確な点が多く妊娠中に飲むには不安な葉酸サプリです。 |
管理栄養士が推奨する葉酸サプリ№1!
妊娠前~授乳期までに必要な成分を40種類以上配合
健康維持と美容に嬉しい国産野菜8種類と美容成分も8種類配合
国内のGMP認定工場で製造しているから安心安全
妊娠前~授乳期までの必要な栄養を徹底配合!
11種類もの不要な添加物を排除!
ビタミンやミネラルはもちろん免疫力をUPする乳酸菌も配合!
定期便の受取回数に縛りがなくいつでも解約・変更OK!
酵母由来のモノグルタミン酸型の葉酸サプリ!
妊娠時に必要なビタミン・ミネラルをバランスよく配合!
原料の放射能チェックや残農薬チェックまで徹底検査!
妊娠時の過剰摂取に気を付けたいビタミンA・ビタミンEの配合に配慮!
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覚えておこう!葉酸サプリの上手な飲み方
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葉酸サプリメントの飲み方は、複数回に分けて食後に水か白湯で飲むこと、飲み忘れた場合は決して忘れた日の分までまとめ飲みをしないことです。
葉酸サプリの1日あたりの用量は、2粒~4粒の製品が多く、1日の用量を1回で飲むのではなく、消化器官が活発になっている食後に複数回に分けて飲むほうが、空腹時に比べ吸収率があがると言われています。
また、1度に1日分の量を飲んだ場合、余分な栄養は尿として排出されることが考えられます。
そのためにも、3食の食後の後に、水か白湯で飲むことをおすすめ致します。
食後だとお茶やコーヒーで間に合わせたこともあるかと思いますが、お茶やコーヒーには『タンニン』や『カフェイン』がサプリメントの栄養を阻害し、吸収力を下げる恐れがあります。
葉酸サプリは1日くらい飲み忘れも問題ございません。
飲み忘れた場合は、決してまとめ飲みはぜずに1日の用量を守るようにしましょう。
保管方法にも気を配ろう!
葉酸は、光や熱に弱く空気に触れることでも酸化し、分解しやすい性質を持っています。
その為、葉酸サプリの保管方法にも気を付ける必要があります。
葉酸の分解を防ぐためにも、サプリメントの開封後は、キャップの閉め忘れ等に注意し、冷蔵庫などの冷暗所など、光のあたらない場所に保管するようにしましょう。
また、飲み忘れなどにより長期間経過したサプリメントは、栄養素が分解されている恐れもありますので、なるべくは新しいものを摂取するようにしたほうが良いです。
葉酸の他に妊娠中に必要なビタミン・ミネラルは?(一覧表まとめ)
妊娠中は葉酸に加えて、ビタミンB12やビタミンB6も協力関係にあり必須栄養素ですが、その他のビタミンやミネラルがバランスよく配合されていることが大切です。
下記に、葉酸以外に妊娠時や授乳中に必要なビタミンとミネラル一覧と、1日あたりの必要量を分かりやすいように表にしてまとめましたので、クリック↓してご確認下さい。
- 葉酸に加えて、サプリメントから摂った方が良い栄養素(ビタミンやミネラル)を教えてください。
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妊娠時や授乳中は葉酸以外にも、ビタミンB類や、鉄分とカルシウムなどのミネラルが不足しがちな成分ですので、合わせて葉酸サプリに含まれていることが好ましいです。
ただビタミンAやビタミンEなどの脂溶性ビタミンは過剰摂取による副作用もありますので、バランスよく配合されたもの選ぶことが大切です。
以下の表の妊娠や妊娠中に必要な栄養素とその主な効能を参考にして頂けたら幸いです。
(妊娠時に必要なビタミン・ミネラル一覧表)
成分名 1日の必要量 妊娠時の働き(効果・効能) ビタミンB6 成人女性:1.1mg
成人男性:1.4mg
日/上限量:60mg妊娠時に不足しやすい成分です。つわりの軽減作用があり、肌質の代謝にも働くことから妊娠中の肌荒れ対策にも良い。 ビタミンB12 成人男女:2.4μg
日/上限量:なしヘモグロビンを合成する働きがあり、妊娠中の貧血予防や葉酸の再利用を助ける作用があります。 ビタミンC 成人男女:100mg
日/上限量:なし妊娠中の免疫力を高め、ストレスの緩和にも作用する。ヘモグロビンの合成も促進する働きもあるので妊娠中の貧血対策にも良い。 パントテン酸 成人女性:5mg
成人男性:5~6mg
日/上限量:なし葉酸とともに免疫力を強化する作用がある。ストレスの緩和にビタミンCとEを組み合わせると効果的です。 ビタミンA (β-カロテン) 成人女性:700μg
成人男性:850μg
日/上限量:2700μg妊娠中の免疫機能を維持して、抵抗力を強化し風邪などの感染から守る作用がある他、子宮粘膜を守る作用もある。 ビタミンE 成人女性:7mg
成人男性:8mg
日/上限量:900mg栄養素の代謝や吸収を良くする働きがあります。その他、血行を良くする作用もある為、妊娠中の肩こりや冷えの緩和する働きがあります。 ビタミンD 成人女性:5.5μg
日/上限量:50μg
日/上限量:なし妊娠中に不足しがちなカルシウムの吸収率を上げる作用があり、骨や歯にカルシウムが定着するのを促進する働きがあります。 カルシウム(ミネラル) 成人女性:650mg
成人男性:800mg
日/上限量:2300mg妊娠中に不足しやすい成分で、ビタミンDとともに骨や歯の発育に重要な成分です。鉄の代謝も助けることから妊娠時の貧血予防の働きもあります。 鉄(ミネラル) 成人女性:11mg
成人男性:7.5mg
日/上限量:55mg妊娠時に最も不足する成分。血液の形成やDNA合成に重要な役割をする成分で、胎児の成長や母体の免疫の為にも十分な摂取を心掛けたい成分です。
【レビュー】ママニックが注目されている理由とは?調べてみました!
ママニックが注目されている理由①成分
ママニックは厚生労働省が推奨している葉酸量400μgが配合されているだけではなく、女性に不足しがちな栄養成分も絶妙なバランスで配合されています。
さらに、健康維持と美容に嬉しい安心の国産野菜8種類と美容成分も8種類配合されているので、妊娠前や妊娠中のママの乱れがちな体調だけでなく綺麗も同時にサポートしてくれます。
ママニックが注目されている理由②無添加
妊娠前や妊娠中の大切な時期だからこそ、「着色料、香料、人工甘味料、保存料、膨張剤」の5つの食品添加物を不使用とし、トランス脂肪酸フリーで必要な成分のみの配合にこだわりました。
ママニックが注目されている理由③安心・安全
安心して飲むことができるように放射線試験や残留農薬試験、トランス脂肪酸試験を行い、原料の受け入れから製造・出荷まで、安全で一定の品質が保たれる国内のGMP認定工場で製造されています。
さらにNPO法人日本サプリメント評議会が定める安心安全マークよりも安全性が高い、放射性物質含有量検査をクリアした製品に付与される「安心安全マーク プラス」も取得しています。
ママニックを実際に飲んでみた
葉酸は、赤ちゃんの二分脊椎症を防ぐために妊娠前から摂っておいた方が良いということを知り、手軽に摂れる葉酸サプリを探していたところママニックにたどり着きました。
食事では摂りにくく不足しがちな鉄分やカルシウムだけでなく、葉酸をサポートしてくれるビタミン、ミネラル、アミノ酸がバランス良く配合されているということだったので私も試してみることに!ママニックは、粒も小さめで匂いもあまり気になりません。
口に含むとサプリ特有の風味があるので美味しいというわけではありませんが、素材そのままの自然の味という感じなので、人工的な香料などが使われていないことが分かります。粒も小さめだから飲みやすく、普通に錠剤のお薬が飲める方なら問題なく飲めそうですよ。
1日4粒ずつ飲みますが、私は朝と晩の2回で2粒ずつに分けて飲んでみようと思います。
ママニックは効果が期待できる成分を厳選配合!
様々な葉酸サプリがある中でママニックが注目されている秘密はその内容にありました
妊娠前から必要な葉酸ですが、どんなに栄養に気をつけていても食事だけで摂るのは難しいものです。
さらに葉酸は、他の成分と一緒に摂ることで効果がよりアップするとも言われていますが、全てを意識して摂ろうと思うとストレスになってしまいそうですよね。
そこで、ママニックは大切な時期に必要と言われる栄養のみに特化して、余分な成分は入れずに1日あたりの目安摂取量4粒に栄養成分をギュッと凝縮しています。
しかもママニックは、40種類以上の配合成分が妊娠しやすい身体へと導きママや赤ちゃんの栄養をサポートするだけでなく、女性に不足しがちな栄養成分も絶妙に配合しています。
ママニックは、ママや赤ちゃんに必要な栄養のみを厳選して配合しているため、身体に負担をかける心配がないので妊娠前はもちろん妊娠中や授乳中の乱れがちな体調や肌荒れも予防してママの綺麗もサポートしてくれるんですよ!
ママニックの成分を詳しく見てみた
ママニックの成分内容を詳しく見てみると、以下のことが分かりました。
<ビタミン>
ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸
<ミネラル>
カルシウム、カリウム、同、亜鉛、鉄、マグネシウム、モリブデン、ナトリウム、マンガン、リン、クロム
<アミノ酸>
ロイシン、イソロイシン、バリン
ママニックには水溶性ビタミンがたっぷり含まれていますが、脂溶性ビタミンであるビタミンAやビタミンDなどは含まれていないので、飲み続けても身体に蓄積する心配はなさそうです。
また、食事では摂りにくく不足しがちな鉄分やカルシウムなどのミネラルも豊富に配合されているので大切な時期の栄養補給にもなり、お腹の赤ちゃんの骨や血液を作るなど、妊娠中のママだけではなくお腹の赤ちゃんの成長もサポートしてくれます。
そして、妊娠初期の赤ちゃんの身体を作るために大切な栄養素であるBCAAと呼ばれるアミノ酸もママニックには配合されています。
BCAAとは体内では作りだすことができない3種類の必須アミノ酸のロイシン、イソロイシン、バリンのことで、筋肉を作り身体を丈夫にしてくれるので、妊娠中のママだけでなく妊娠前から摂りたい栄養成分ですね。
ママニックにはビタミン、ミネラル、アミノ酸など、葉酸をサポートしてくれる成分もバランス良く配合されていることが分かりました。
<国産野菜8種類>
大麦若葉、ケール、さつまいも、カボチャ、ほうれん草、人参、桑の葉、大葉
<美容成分8種類>
有胞子乳酸菌、ツバメの巣、黒酢もろみ、発酵黒玉ねぎ、ザクロ果実、ライチ種子、イチゴ種子、ヒアルロン酸
葉酸や葉酸をサポートする成分の他にも、ママニックには安心の国産野菜8種類と美容成分が8種類配合されているので、妊娠前から妊娠中、そして授乳中の乱れがちな体調をサポートして健康を維持してくれるだけではなく綺麗もサポートしてくれます。
ママニックは妊活だけじゃなく妊娠・授乳中にも飲みたい葉酸サプリ
ママニックが注目されている理由を調べてみましたが、他の葉酸サプリとの違いは40種類以上の成分がバランス良く配合されていて余計なものは加えていないので、本当に必要なものを必要なだけ手軽に補える葉酸サプリだということが分かりました。
普段の食事だけでは不足しがちな鉄分やカルシウムもしっかりと配合されているので、妊娠前や妊娠中、授乳中などの栄養補給にも最適で、脂溶性ビタミンであるビタミンAやビタミンDなどは含まれていないので身体に負担をかけずに続けることができます。
また、管理栄養士が推奨する№1葉酸サプリなので安全性も高く、妊娠前から授乳中の大切な時期に長く飲み続けることができます。
妊娠前や妊娠中、授乳中には、栄養面はもちろんですが普段の生活習慣や運動、ストレスを溜めない生活など気をつけないといけないことがたくさんあります。
特に栄養面は「これで大丈夫かな?」「栄養足りてるかな?」と不安になることも多いと思いますが、ママニックはそんな不安を減らしてくれる葉酸サプリです。
ママニックの成分や効果を調べてみて、「妊娠しやすい身体作りがしたい」「妊娠しても安心して飲める葉酸サプリを探している」という方はもちろん、産後の授乳中にもおすすめのサプリメントということが分かったのでぜひ試してみてください。
先生教えて!葉酸サプリのよくあるQ&A
- 葉酸サプリはいつからいつまで飲めばいいのでしょうか?
- 葉酸は妊娠前から授乳期のほか、美容や健康維持にも大切な栄養素です。食事から摂ることがむつかしい方なら、期限を設けずにサプリメントからの補給をおすすめします。また妊娠を計画する1ヶ月以上前から飲むことが特に重要特にされております。妊娠を希望している女性はすぐに飲み始めておくといいでしょう。
- なるべく食材から葉酸を摂取したいのですが、サプリ以外でおすすめの食材や摂取方法はございませんか?
- ホウレンソウやアスパラ、モロヘイヤなど野菜のほか、枝豆や大豆などの豆、海苔やわかめなどの海藻、牛・豚・鶏のレバーや、ホタテ、生ウニ、牡蠣などにも豊富に含まれています。
- 葉酸サプリは食事性由来のものと合成由来のものがありますが、妊娠時はどちらがよいのでしょうか?
- 妊娠中は食事性由来(天然由来)のものがいいでしょう。
- 妊娠中に葉酸以外に意識して摂取する栄養素はありますか?
- たんぱく質、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、カルシウム、鉄など妊娠中は必要量が増えます。しかし、ビタミンAの過剰摂取はおなかの赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。
- 葉酸は出産後も意識して摂取するようにしたほうが良いのでしょうか?
- 食事からでは充分に摂取できない事が多いので、意識して摂るようにしましょう。
- 妊娠初期に葉酸を飲んでませんでした。今から飲んでも遅くないですか?
- 妊娠中は必要量が増えますので、妊娠初期に飲んでいなくても気付いた時から飲みましょう。
- 妊娠時に摂取してはいけない栄養素はありますか?
- 魚介類は、良質なたんぱく質や、生活習慣病の予防や脳 の発育等に効果があるといわれており、優れた栄養特性を有していますが、妊娠中は魚介類を通じた水銀の摂取が胎児に影響を与える可能性があると報告されていますので、水銀濃度が高い魚介類を偏って多量に食べることは避けましょう。
- 妊活中ですが、なかなか妊娠することができません。夫婦で意識することはありますか?
- 妊娠前からバランスのよい食事と適正な体重を目指しましょう。また夫婦で禁煙することも大切です。
- 葉酸サプリを間違えて飲みすぎましたが大丈夫でしょうか?
- 葉酸の1日あたりの上限摂取量は1000mgとされています。ただし1日くらい用量を超えて飲みすぎたからといって心配することはありません。葉酸は水溶性ビタミンなのでカラダで利用されなかったもの関しては排出されます。次の日いつもどおり1日の用量を守りながら摂取するとよいです。
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葉酸サプリ110番Produce
妊活・妊娠ママに贈る応援ソング「月夜の君に」
「葉酸サプリ110番|現役医者が明かす妊娠中おすすめの葉酸サプリ」について
葉酸サプリ110番は現役医師の協力のもと運営させて頂いております。今や葉酸は妊娠初期から飲んだほうが良いということは、厚労省だけでなく、妊婦検診による産婦人科の先生などから教えもあり、妊婦さんにもだいぶ浸透してきました。
しかし、葉酸サプリもネイチャーメイドやライフプラスや、美的ヌーボやベルタ葉酸など沢山のメーカーから発売され、消費者もどのような成分の葉酸サプリを選んだ方がよいのか?わからないママさんが非常に多いのではないでしょうか。葉酸にも天然由来の食事性や、合成のモノグルタミン酸があり、その違いや、なぜ天然でも無農薬のものを使用しているものが良いのか?有名メーカーが本当に良い製品なのか?詳しいことまで教えている方が非常に少ないです。
葉酸だけでなく、サプリ成分に含まれる『脂溶性ビタミン』や『添加物』のこと、普段の食事から摂れる葉酸のことや同時に、必要なビタミンなどの栄養素のことや製造段階の酸化や放射能検査など品質のことなど、妊婦さんがなかなか知ることができない細かい情報を発信するために当サイトは運営しております。